しゅんてん
大学生になると、2つの面接を経験するようになると思います。
1つ目が、ゼミの面接
2つ目が、就活の面接 です。
どちらの面接でも絶対に聞かれるのは、「大学生になって何を頑張ったか」です。
この質問は、あなたがどのようなことに興味を持っていて、それに向けてどのような努力ができる人間なのかを聞き出せるため、頻出質問として使われるのです。
ゼミ面接でも就活面接でもこの質問にしっかりと回答できないと次のステップに進むことはできないでしょう。
そんな超重要な質問、ガクチカの定番エピソードに使える内容をまとめました。
ガクチカで大切な3つのポイント
ガクチカってなかなか難しいですね。
ぼーっと大学生活を過ごしていると何も頑張らないまま大学4年生になっていたりします。
でも、実は当たり前の生活をしているようで「ガクチカに使えるエピソード」ってたくさんあります。
①.すごいエピソードでなくてもいい
よく勘違いしているのは「ガクチカは何かすごいことを成し遂げたエピソードでなくてはいけない」というところです。
例えば、「カンボジアでボランティアをして学校を建てた」「留学に行ってTOIEC800点」とか。
そういったエピソードは確かに印象的で目を引くものがありガクチカとして得点の高いものでしょう。
しかし、大事なのはあなたがどういった人間で、どういったスキルがあるのか、どういった頑張りをできるのか、です。
②.何かを改善するエピソード
じゃあ自分がどういった人間で、どういったことを頑張れるのかを表したいときに、何のエピソードを選べばいいのか。
ポイントとしては、「何かダメなところを改善したエピソード」であることです。
例えば、「バイト先で売り上げが悪かったので~」「グローバル化が進む世の中で英語が苦手なので~」
自分のことでもいいですし、周りのことでもいいですし、何か自分なりに改善したエピソードを探しましょう。
ただ、自分のことよりも周りのことを改善したエピソードのほうがポイントは高いです。なぜなら、会社やゼミに入ったら集団で生活するので、周りのことを改善できる人材のほうが役立つからです。
しかし、自分のことであってもそれを周りにも活かせることもあるので、自信を持って言えるエピソードなら自分に関することでもいいですね。
③.PDCAサイクルが大切
何かを改善したエピソードの中でも意識するべきはPDCAサイクル。
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action (改善)
これを上から順に行っていき、Actionを終えたらまたPlanに戻って、これを繰り返す。それがPDCAサイクルです。
勉強を例にしてみます。
Planでは目標を立てます。8月は通学中に英単語帳1回に5ページずつ覚えてTOIECの点数を上げる。
Doでは目標を実行します。ここでは目標通りに進んでいるのかをメモしながら進めていきます。
Checkでは目標を終えてみての総評です。計画通りにやってみてTOIECの点数は上がったのか実際にテストを受けてみて、以前の結果と今回の結果を比較します。
Actionでは結果を見てどう改善するのかを考えます。1回に5ページは少し多いから4ページに減らす・あまり効果がないので次は短文を読むようにする などより効率的な方法を考えます。
そしてActionで考えた改善点をPlanに反映させて、PDCAサイクルを繰り返すのです。
このPDCAサイクルの何がいいかというと、どんなことにも代用できて効果的な方法だからです。
仕事でも趣味でもプライベートでもPDCAサイクルを実践すると、どんどんと効率が良くなります。だから、この習慣ができている人材というのは社会でも求めれられるのです。
定番の「大学生時代に頑張ったこと」
ガクチカのポイントを意識したうえで、実際にエピソードを考えてみましょう。
今回は、定番のよくあるエピソードを集めましたが、もっと日常的なエピソードでも大丈夫です。
参考程度に見ていきましょう。
エピソード①.留学
ちょっとできる大学生に多いのが留学です。体感ですが、女性の方のほうが留学経験者が多いイメージです。
留学経験では、
世界をまたぐ仕事をしたい
↓
語学力を身に着けたい
↓
参考書で勉強
↓
伸び悩む
↓
バイトを頑張ってお金をためて留学に
↓
帰国後TOIECの点数が大きく上がった
という定番PDCAサイクルをエピソードに使えます。
ある程度、英語ができるようになれば、会社でも戦力になりますし就職の幅も広がりますね。
留学のメリット①.語学力の伸びが大きい
留学で現地の生活をしていると話す言葉は現地語だけになります。
これによって日本で英会話や参考書を使って勉強するよりも、圧倒的に早く語学力を身に着けることができるのです。
留学のメリット②.海外の文化・考え方を知れる
僕も海外旅行に行ったときに感じたのですが、海外に行くことで自分って日本的な常識にとらわれている っていうところに気づけます。
これによって、より客観的な考えや、様々な視点で物事を見れるようになるかもしれません。
留学のメリット③.自分に自信がつく
留学って友達もいなければ、言葉も通じないので誰かに頼ることもできません。
海外なので様々な困難に直面することもあると思いますが、そういった困難を自分で乗り越えることにより、自分に自信がつくのです。
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しゅんてん
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エピソード②.サークル
大学生の方の多くがサークルに所属していると思います。
そのサークルで頑張ったことを「大学生活で頑張ったこと」として挙げる人も多いです。
例えば、学際サークル
学校にもよって違うと思いますが、僕の学校の学際サークルは結構大きくて部署が5つくらいに分かれていてそれぞれに部長・副部長がいました。
その部長・副部長になったことをエピソードにするのが定番です。
「学際を成功させるために、〇〇部長として部員をまとめあげ・・・」「副部長として部長をサポートしながら・・・」
もちろん、部長・副部長ではなくても、一部員として、どのような意識をもってサークル活動に取り組んだのかをしっかりと話せればOKです。
エピソード③.アルバイト
サークルと並んで定番なのが、アルバイトでの経験。
これは全員がアルバイトをしているから自然とこれをガクチカにする学生も増えるということですね。
どんなアルバイトでもPDCAサイクルを実行したエピソードであれば大丈夫です。
効果があるかはわかりませんが、僕の友達がブライダルのバイトをしていて、それに関したガクチカを言ったときに「ブライダルか~いいね~」って言われたことがあるそうです。
ちなみに就職先がブライダル関係とかそういうわけではありません。
キッチリしたアルバイトであると、やっていただけで評価が上がる可能性もあるかもしれません。
エピソード④.ゼミ
理系の方はこれがメインになるかもしれないですね。
ゼミではある学問のある分野について、かなり狭い領域で勉強することになります。
だから、ゼミで学んだことと入りたい会社の職種が一致すれば、かなり強いガクチカになることでしょう。
エピソード⑤.趣味
趣味でも十分ガクチカに入ります。
ここでもPDCAサイクルを意識しましょう。
僕の場合は趣味でやっていた「ブログ」についてのガクチカにしました。これは次の見出しでも紹介する「副業」にも被りますがここで紹介しておきます。
「ブログ」と聞くと日記のようなものを想像するかもしれませんが、今あなたが見ているこのサイトもブログのようなものです。
じゃあどうやってブログをガクチカのエピソードにしたのか。
趣味(ブログ以外)に没頭する時間とお金が欲しい
↓
バイトだけでは時間もお金も足りない
↓
アルバイト以外でお金を稼ごうと思った
↓
ブログを始める
↓
全然稼げないし、だれにも読まれない
↓
ABテストなどを何度も繰り返し、みんなに読まれるサイトを目指した
↓
結果として月5万円以上稼げるようになり、他の趣味も充実するようになった
ざっくりいうとこんな感じ。
趣味もPDCAを意識して全力で取り組めばガクチカになりうるので、勉強も遊びも全力で行きましょう。
エピソード⑥.副業
趣味と被りますが、副業もガクチカにもってこいです。ここでいう副業とは、アルバイト以外でのお金の稼ぎ方です。
個人的には、趣味を頑張るよりも副業が趣味になると良いかなと思います。
理由としては
- 趣味よりもPDCAサイクルを回しやすい
- 楽しい&お金を稼げる
- 自分で考える力が身につく
などとメリットが大きいです。
しゅんてん
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