旅行が好きな方・ライブによく行く方は1度は利用したことがあるであろう夜行バス。
今回は、使ったことが無い人に向けて夜行バスがどういったものなのか、初歩的な部分を説明していこうと思います。
夜行バスはきついと思われがちですが、自分にあったバスを選べば快適な旅にすることも出来ます。そこら辺についても触れているので是非読んでみてください。
夜行バス・深夜バスとはどういうものか
しゅんてん
その名の通り「夜に運行するバス」です。
一般的に夜行バスは、長距離運航するもので夕方から夜にかけて出発し、次の日の朝に目的地に到着するもの。
深夜バスは、一般的な終電の時間よりも遅い時間に運行しているもので、市バスの深夜便といった感じです。
大学生はよく夜行バスを利用して、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンに行くことが多いですね。
夜行バスは市バスとは違い座席がすべて前を向いていています。新幹線の席と同じような感じですね。
新幹線や飛行機と比べてかなり格安で利用できる夜行バスですが、安い反面さまざまなデメリットもあります。
今回は、夜行バスのメリット・デメリットの触れつつ、快適なバス旅をするためのコツを紹介していこうかと思います。
夜行バスを利用するメリット
朝に到着するので時間を有効活用できる
夜行バス最大のメリットとして、旅行中の時間を最大限に利用できるというところが挙げられます。
夜行バスは前日の夜中に出発し、翌日早朝に到着します。
もしも電車や飛行機を利用した場合、朝から遊ぶにしても始発の6~7時台に出発することになりますね。
近場ならお昼前につくことはできますが、少し距離がある場合、お昼過ぎ、さらには夕方ごろに到着する可能性があります。
夜行バスで行ったほうが断然遊べる時間は長いですね。
飛行機・電車よりも安い
なんといっても夜行バスは安いです。
愛知→大阪の場合は1,500円くらいから用意されています。
飛行機よりも電車よりもはるかに安いですね。しかしその安さの反面、良い環境ではないというデメリットもあります。
先日、夜行バスを使って1人旅に行ってきました。名古屋→神奈川県のノープラン旅です。
夜行バスは本当に安いので、行きたいと思ったところに気軽に行けますね。大学生の方は特に時間のあるうちに行きたいところに行っておくことをおすすめします。
1人旅行に行ってみたらめちゃくちゃ充実したからメリット・デメリット教えます
安い反面、バスの設備が良くない
座席が狭くストレスが溜まる
やはり、バスなので長時間利用しているとその狭さにストレスを感じます。
一応、座席を倒すことができるのでバスにしては寝やすいですが、後ろの席にも人がいるためそこまで深く倒すことはできません。
また、足元も十分に伸ばすことが出来ません。
こういった空間の狭さからエコノミークラス症候群になる人もいるくらいです。
空気が悪い・アツい
夜行バスは、窓を開けること・カーテンを開けることが禁止されています。
そのため、バス内の空気がすごい悪い時があります。密室空間に数十人の人がいるのでどうしても空気が悪くなってしまいます。長距離になればなるほどより顕著に現れますね。
僕が冬に夜行バスを利用したときのことなのですが、外は寒いのでヒートテックにセーターなど結構着こんでいました。
そんな状態でバスに乗ったのですが、バス内に暖房が効いていてめちゃくちゃ暑かった思い出があります。更には空気が乾燥して喉も痛くなるしで最悪でした。
ぐっすり眠れる環境ではない
「座席が狭い」「空気が悪い」に関連して言えるのは、ぐっすり寝れる環境ではないということ。
どんな環境でも寝れる!という人には無縁の話ですが、夜行バスは環境が悪いのであまり寝れない人のほうが多いです。
-
- サービスエリアのトイレ休憩で人が移動する音
- ほかのひとのいびき
- 携帯電話の画面の明かり
- 降車ポイントでのアナウンス
- バスがかなり揺れる
ということで個人的にはあまりオススメできません。
ですが、これらのデメリットに目をつむってもいいほど夜行バスは安いので、自分の体力と相談ですね。
夜行バスもちょっとお金を出せば快適
最近の夜行バスは、より快適な旅になるようにということで設備がかなり充実してきました。
その代わり、従来の夜行バスよりも少し値段が高くなります。
色々な設備があるので、あなたのなかで譲れない設備を絞り込んでいくと、快適な旅ができると思います。
コンセント付き
自分の座席の横にコンセントが付いているタイプがあります。
今までは家を出る時に充電を100%にしておいても、夜行バスに乗るまで・夜行バスに乗っている最中に使うので、翌朝現地に着いたときに充電がかなり減っていることがありました。
朝から充電が無いとその日の夜にはかなりギリギリになってしまうので、どこかで充電をする必要がありました。
ですが、バスにコンセントが付いていれば、バスを降りる直前まで充電をしておけるので、旅行初日は充電100%からスタートできます。
トイレあり
長時間乗り物に乗るときに気になるのはトイレ。
急にお腹が痛くなったとしても、なかなか運転手の人にトイレによって欲しいとは言いずらいですよね。
そんな時のために、バス内にトイレが付いている夜行バスというのもあります。
トイレ休憩でわざわざ外に行かなくとも、行きたくなったらすぐに行ける。これはかなりストレスフリーですね。
3列独立シート
通常のバスって、左右の窓から2列ずつあって計4列のシートがありますね。
窓際に座ると、降りる時に通路側の人にどいてもらわないといけないので、なかなか気軽に動くことが出来ないということがあります。
特に夜行バスでは、サービスエリアの休憩ポイントで降りる時に通路側の人を1度起こさなくてはならないので、けっこう気まずい。
しかし、3列独立シートの場合。
こちらは、左右の窓に1列ずつ。真ん中の通路に1列ある計3列シートのタイプです。
すべてのシートが他のシートと離れているので、隣の人との距離が離れています。自由に席を立つことが出来ますし、足を横に出しても大丈夫。
1人当たりの空間がかなり増えるので、気持ち的にはかなり楽になります。
ロールスクリーンでの仕切り
先日利用した夜行バスにはそれぞれの席にロールスクリーンが付いていました。ひもを引っ張ると布が下りてくるアレです。
ロールスクリーンを使うことで半個室状態を作り出すことが出来るので、人目から逃れることが出来ます。
さらには近くの人が携帯を触っていたとしてもそのライトがロールスクリーンで遮断されるので、かなり良いです。
結論:お金が無いけど時間がある大学生にオススメ
夜行バスは長い移動時間を我慢することで、安い値段で利用できています。
つまり、時間を犠牲にしてお金を取ってる感じですね。
そんな夜行バスは、時間が有り余っている大学生にぴったりです。
近場なら往復4,000円ほどで利用できるので、近場の観光地を巡りながらおいしい物を食べてお酒を飲むという自由気ままな旅をしてみてはいかがでしょうか。
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