- ゼミ面接で分からないことだらけなあたなに
- 僕がゼミ面接を通して感じたことを紹介し、受かるための秘訣を考えました。
- 知ってるか知らないかは大きな差ですので最後までご覧ください。
しゅんてん
ゼミの面接って分からないことだらけで不安。
ほとんどの大学生がゼミに入ることになるのですが、ゼミによって研究内容、雰囲気、先生が違うので人気のゼミ、不人気のゼミが出てきます。
当然みんな人気のゼミに入りたいのですが、ゼミは少人数でやるものなので定員が決まっています。そうなったときは面接や、レポート、成績を考慮してゼミに入れる生徒を選考します。
バイトの面接は何度も体験している人はいるでしょうが、ほぼ全員が初体験であるゼミの面接。
ゼミの面接は、バイトの面接とは一味違って予想外な質問をされる場合があります。
そんなゼミの面接で他の学生に差を付けるために、ゼミ面接の対策をしっかりと考えていきましょう。
~ゼミ選考の完全ガイド~
ゼミに入るまでに必要な知識をまとめました!
順番に読んでいけば、ゼミとは何か・ゼミの選び方・ゼミ選考で勝ち抜くポイントなどを紹介していきます。
第1回
第2回
第3回
第4回
・面接当日に気を付けることまとめ ←今ココ!
ゼミ(ゼミナール)とは何か知ろう
まずは簡単にゼミについて紹介します。
一方的に教員の講釈を聞く講義に対して、少人数でテーマに関する報告・議論、講読を行うことを基本としている。
双方向性・相互啓発性の高い状況において専門的な内容を学び取ることをねらいとする。 wikipediaより
難しく言うとこんな感じ。
簡単に言うと、
- 少人数で授業
- 勉強だけでなく、飲み会・ゼミ旅行など遊びも多い
- 大学の1大イベント
ゼミは楽しいモノっていう雰囲気がありますが、人付き合いがめんどくさい人からしたら、ただのめんどくさいものですね。
卒論もあるし、4年になって毎週行かなきゃいかないってなったら時間の無駄と思うかもしれません。
本当にゼミに入るべきなのか。悩んでいる人はこちらの記事を読んでみてください。
ゼミって本当に楽しいのか?就活のために仕方なく入った先輩が教える裏話
ゼミ面接で重要なのは質問対策
ゼミ面接では成績や志望動機やらいろいろとみられるポイントがありますが、結局のところ「面接で上手くいかどうか」が合格への近道となります。
そしてその面接では、様々な質問をされます。
その質問を事前に知っていて対策していれば、他の学生よりも間違いなく優位に立てますね。だからこそ、ゼミ面接で聞かれる定番質問を知っておくことが大切なのです。
長所と短所は?
これは自己PRと共通する部分がありますので、「自己PRをしてください」と「長所と短所を教えて下さい」両方を聞かれることは少ないです。しかし、2つのは大きな違いがあります。「短所」を聞かれているところですね。
短所をただただ言うだけでは、面接官は「ふ~~ん」としか思いません。自分の短所をきちんと理解して、どのように改善しようとしているかという点を見られています。
ゼミ担当の先生の授業を取っているか
ゼミの先生はゼミ以外にもいくつかの授業を担当していますね。
大学の先生にも得意科目・専門科目があるので、ゼミでやる内容と授業で扱っている内容は大体同じな学校が多いです。
つまり、ゼミを担当する先生の授業を取っている=ゼミの内容にも興味があるということに繋がります。もし取っていないなら、「次学期で取るつもりです」などと前向きなことを言いましょう。
ゼミでどんなことをしたいか
ここでは、「そのゼミでしかできないこと」を言うと高得点です。そのゼミでしかできないとこが自分のやりたいことである場合、それ以上の志望動機というのは無いですからね。
ゼミに入った後のプランを明確にしておくことが大切です。
尊敬している人は誰ですか?
聞かれたら困る質問ですね。即興ではなかなか考えられない内容ですので、しっかりと準備するべき質問です。
定番の回答としては、「両親」「先生」「先輩」「有名人」などでしょうか。ちなみに僕のゼミの先生は「両親」と答えた人は微妙だとおっしゃっていました。理由はよくわかりません。
ポイントとしては、尊敬する人は誰でもいいですが、どういったところに尊敬しているのかしっかり説明できるかどうかというところです。
今までに挫折したことは何ですか?
これもかなり難しい質問ですね。ここでは挫折した内容よりも、「その挫折をどう乗り越えたのか」がポイントになります。
集団の中でどのような役割ですか?
こういった質問で、リーダー経験にこだわる人がいますが、重要なのはそこではありません。
なぜなら集団はリーダーだけでは成り立たないからです。サポート役・聞き役・まとめ役・進行役などなど様々な役割が集まることで上手く回り始めます。
どんな役割でもいいので、自分がどういう立ち位置なのかを素直に伝えましょう。
どんな大学生活を送っている?
この質問では何を頑張っているのかを見られています。勉強だけでなく、サークル・部活・アルバイトなど何でも大丈夫です。
自分を色に例えると?
就活でも聞かれる可能性のあるこの質問。
この質問は、自分の長所をどう捉えているのかがポイントです。あとは色に当てはめながら無理やり作りましょう。
自分を動物に例えると?
こちらも「自分の色で例えると?」という質問と同じことで、あなたの性格を動物を使って表現するのです。
100万円あったら何をする?
お金の使い方には性格が出ますよね。
自分の興味ある事・性格をアピールするチャンスです。
ディズニーランドとUSJどっちが好き?
ディズニー好きの先生がこんな質問をしていました(笑)
「質問はありますか・逆質問・何か一言」について
もちろんここは、何かしらの質問をしておくといいですね。
本気で入りたいゼミなら質問したいことはたくさんあるでしょ?っていうスタンスなので、「特にないです」ではゼミへの気持ちが薄いと捉えられてしまいます。
ポイントなのは、実際にゼミの先輩や先生にしか分からないことを聞くこと。
ゼミを選ぶ際に、各ゼミごとの概要みたいなものが貰えると思いますが、そこにゼミの内容や雰囲気などはザックリ書かれていますね。例えば、ゼミ旅行はどこに行きますか?なんて聞いても、パンフレットに載ってるじゃん。って面接官は思います。
なので、どこにも書かれていない聞かないと分からない質問をするべきです。
【重要】志望理由・自己PRについて
ゼミ面接で、ほぼ100%と聞かれるであろう志望理由。
聞かれると分かっているので必ず準備しておきましょう。
大事な項目なので、別の記事で超細かく紹介しています。例文もありますので、参考にしてみてください。
【例文】ゼミ面接で印象アップする志望理由と自己PR|目指せ第一志望
ゼミ面接時に気を付けるべきマナー
マナーというのは、人の心が出るものだと思っています。
普段から意識している人はどんな場面でも自然と振舞えますが、日頃雑にしている人はこういった場面でボロが出てしまいます。
そういったところを面接中に見ることで、面接官はあなたの人間性を図っているのです。
入室時のマナー
まず、部屋に入る前に4回ノックをしましょう。
なぜ4回なのかというと、プロトコールマナーという世界共通で決められたマナーの中に
ノック2回はトイレの在室確認用
ノック3回は家族、友人、恋人などの親しい中で使う
ノック4回以上は、初めていった場所や礼儀が必要な場所で使う
という風に決められているのです。ですので4回以上のノックをしてから入室しましょう。
ここで重要なのが、個々の動作を分けて行うこと。
失礼しますと言いながらお辞儀をするのではなく、失礼しますと言ってからお辞儀をする。
こうしたほうがよりしっかりとした印象を与えることが出来ます。
面接中のマナー
ここら辺は結構当たり前のことになるので箇条書きにしますね。
- 背筋を伸ばす、背もたれにもたれない!
- 話している人のほうを見る!
- 目を泳がせない!
- 手は軽く握って膝の上に!
- ハキハキと笑顔で話す!
- 相手の目を見る!
簡単そうに見えるかもしれませんが、ゼミ面接中の緊張している状態では意外と難しいです。これがすべて完璧に出来れば、印象はかなり良いですよ。
1度、友達に面接官をやってもらったり、ビデオを撮るなりして自分がどんな風に行動しているのか見直してみると効果的です。
退室するときのマナー
入室と同じです。扉を開けたら面接官の方を向き、ありがとうございましたと言ってからお辞儀をしましょう。
ゼミ面接はどんな服装で行けばいい?
しゅんてん
と質問する方がいらっしゃいますが、そんなに身構えなくても大丈夫ですよ。
指定があれば、もちろんスーツで行くべきですが、何も言われてなければ私服で大丈夫です。
僕の大学で、ゼミ面接でスーツ指定なんて話は聞いたことないですし、滅多にないですよ。スーツで来たら逆に浮いてしまうかも(笑)
最低限の身だしなみ・マナーとして、室内の時は上着を脱いだり、帽子を取ったりしましょう。
これくらいが出来れば、マイナス評価になることはありません。
ゼミ面接で受かるための㊙作戦・コツ
メールを利用して名前を覚えてもらう
ゼミ面接を少しでも有利に進めるためには、媚びを売ることが重要です。
入りたいゼミがあるならその担当の先生にどんどん媚びを売っておきましょう。先生の研究室に遊びに行ってもいいですし、行きたいゼミに知り合いの先輩がいるなら積極的に話に行きましょう。
媚びをゴリゴリ売りに行くのは恥ずかしいってい人は、メールを使うと良いですよ。
メールの良いところは
- 周りに媚びを売っていることがバレない
- 直接顔を合わせないので緊張しない
- 手軽に出来る
- 返事をじっくりと考えらえる
- 名前を記入してるので覚えてもらえやすい
- 先生の記録に残るので記憶に残りやすい
ってなかんじで、メールでの媚び売りは慣れてない人にとってもかなりハードルが低いです。
しかし、デメリットもあります。
- 顔を覚えてもらえない
- 世間話などがしにくい
顔を覚えてもらえないっていうのが最大の欠点かもしれません。
ですが、メールで名前を覚えてもらったうえで面接に行けば、「あっメールの子か」となるので印象に残りやすいかも?
それでは、具体的にどんなメールをすればいいのか紹介します。
【例文付き】先生への媚びメールの書き方
媚びメールで重要なのはいかに「自分という人間を知ってもらえるか」です。
ゼミの先生はほとんどの生徒と面接が無く、ゼミ面接で初めて会う人が大多数です。そんな状況で、もし先生が自分のことを少しでも知っていたら、他の人たちよりも1歩先を行ってますね。
そのため媚びメールでは、自分という人間がどんな人間かを分かるように書いてみましょう。
とは言え、メールで世間話や自分語りをしても失礼ですし、ただの頭おかしいやつかと思われます。
なので質問+自己アピールでメールをしてみましょう。
件名:学籍番号・名前 〇〇先生のゼミについて質問があります。
〇〇先生。
お忙しいところ失礼いたします。〇〇学部・学籍番号・名前です。
私は金融系の仕事に就きたいと思っていまして、現在FPの勉強中です。
〇〇先生のゼミでも、難関の金融会社に進んだ方が多いと聞きました。
何か特別なことをしているのであれば、是非お伺いしたいです。
〇〇学部・学籍番号・名前
しゅんてん
希望ゼミアンケートは超重要な目印!
みなさんの学校ではゼミを選ぶ際に「希望アンケート」のようなものはありましたか?
僕の学校では、まずどのゼミに入りたいかのアンケートがあって、そのあとに面接がありました。
一見ただのアンケートですが実はすごい重要で、本登録の結果を見たからこそ分かるコトがありました。
ここについてもう少し説明していきます。
ゼミ選びは心理戦!
- 人気なA先生、B先生。前年は定員オーバー。
- 無難なC先生、D先生。前年は定員より少し少ないくらい。
- 微妙なE先生。希望者2,3人。
こうなったとき、
・全体の70%くらいは、A先生とB先生のゼミに行きたい。
・25%くらいがC、D先生
・5%くらいがE先生のゼミに行きたいと思います。
ゼミに定員というものがある限り、当然、希望のゼミに入れない生徒が一定数います。
そして、ゼミに入るときには、成績や面接によって決められます。
しゅんてん
こうなるわけです。成績や面接に自信がない生徒ほどこういう志向になりがちです。
そして、こう思った成績や面接に自信がない生徒は安定を求めてC,D先生にシフトすることを考えます。
ここがすごい重要なんですよね。
そして、僕の学校の本登録の結果は
- C先生、D先生は定員を大きく超えて
- A先生、B先生は定員前後
- E先生は相変わらず定員割れ になりました。
たとえA先生、B先生が1番人気でもゼミの希望者数で1番人気になるとは限らないのです。
日本人というのは、自分に自信が持てない人が多くて失敗したときのことを考えがちです。
なので、普通に成績が良くて、よっぽどやらかさないレベルでも1番人気を避ける人はたくさんいます。
なので、成績のあまりよくない僕のような人は、むしろ1番人気を狙いに行くことが、ゼミ面接を勝ち抜くコツになるかもしれません。
※本当にこうなるかは分かりませんので自己責任でお願いします・・・。
面接中に緊張しないための方法
僕自身、人前で話すのは苦手でかなり苦戦しました。そして、ゼミ面接本番では先輩方が20人近く見ている中行われて、周りの視線が気になりすぎて大失敗しました。
そんな経験を生かして、少しでも緊張しなくなる方法をまとめました。
【あがり症】面接で緊張しないためにコミュ障の僕が実践した3つの方法
成績は絶対に見られている
たま~に成績ではなく、面接100%で評価するというゼミ面接もありますが、100%ということはありません。
まず、前提として、進級・卒業できるだけの成績が無ければゼミに入ることはできません。
さらにいうと、今までに取った授業の系統なんかも関係してきます。
例えば、ゼミの内容が韓国の歴史・韓国語についてなのに、ドイツ語の授業ばかりとっている人を入れたいと思いますかね。面接官からすれば、ゼミの内容ではなく、他の理由があってこのゼミを志望したのかなと思うので、このゼミを志望した理由は必ず聞かれることでしょう。
先生が欲しい人物を逆算して考える
協調性のある人物
これが1番重要です。協調性という言葉は聞いたことあると思いますが、詳しい意味は何でしょうか。
協調性(きょうちょうせい)とは異なった環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質。 wikipediaより
ざっくりいうと「空気が読める人」ということです。
遊びんでいい時はしっかり遊ぶ。勉強しなきゃいけない時はしっかり勉強する。静かにするときは静かにする。
とにかく場の空気を感じ取り、対応できる人物がゼミ面接では評価が高いです。
当たり前が出来る人物
当たり前が出来る人とは、常識がある人とでも言いましょうか。
課題をしっかりと提出する、授業にちゃんと出席する。それくらいの事なので特に気を付ける必要はありませんね。
先生によっては単位数を見て、ここを判断する場合もあります。なので単位はそれなりに無いと厳しいかもしれません。
コミュニケーションができる人物
これもすごい当たり前のことですが、ゼミ内のメンバーと仲良くなろうという気持ちは大切です。
ゼミは他の授業と違い、遊びも大切にする場所ですので、ゼミのみんなと楽しくやろうという気持ちは必須です。
会話が上手くできない人、話していて不快にさせてしまう人というのは評価が低いです。
最後にゼミ面接を控えた方へ
僕は先日ゼミの面接を終えましたが、結果は大敗北でした。
緊張しまくって、話もうまくまとまらず緊張感も前面に出ていたと思います。
実際に受けたからこそ、ゼミ面接の大変さが分かって、あの時こうすればよかったなってことをまとめました。なので皆さんがこれを読んだことで、読んでいない人よりも遙かに有利になりました。
ここで見たことを生かして第一希望のゼミを勝ち取ってください!
~ゼミ選考の完全ガイド~
ゼミに入るまでに必要な知識をまとめました!
順番に読んでいけば、ゼミとは何か・ゼミの選び方・ゼミ選考で勝ち抜くポイントなどを紹介していきます。
第1回
第2回
第3回
第4回
・面接当日に気を付けることまとめ ←今ココ!
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